みなさんこんにちは、A氏です。
今回は不安障害について説明していきたいと思います!
不安障害ってつまりなに?パニック障害や強迫性障害とは違うの?などなど…その疑問、今回解決していきましょう!
不安障害とは?
不安障害とはそもそも1つの病名を示すものではなく、不安を主な症状とする心の病気をまとめて「不安障害」「不安症」と言います。
不安障害はうつ、うつ状態の患者数を上回ると言われており、男性より女性の患者さんが多いとされています。
男性の場合、イライラ感や他人への攻撃性となって症状が現れることがあります。
不安障害の患者数は1000万人以上と考えられています。
不安障害の種類
不安障害といっても様々な病気があります。
それぞれの病名と症状を簡単にまとめてみました!
パニック障害
ある日突然、不安や恐怖とともに動悸や冷や汗、呼吸困難に襲われる。パニック発作はいつ起こるかわからない。
広場恐怖症
公共の交通機関や雑踏、公共の場など、逃げ出せない場所やすぐに助けを求めるのが困難な場所を避けるようになる。
限局性恐怖症
高所や閉所、暗所、へびや蜘蛛、乗り物などの特定の対象や状況を極度に恐れる。
強迫性障害
戸締りや火の元を何度確認しても心配でならないなど、自分でも不合理だとわかっていることを、自分の意思に反して繰り返し行ってしまう。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
悲惨な体験や恐怖体験によって心に深い傷(心的外傷)を負ったあと、折に触れてその時の不安や恐怖がよみがえり(フラッシュバック)平静でいられなくなる。
全般性不安障害
ある不安が終わると、次の不安が始まるといった感じで、常に漠然とした不安を抱えている。不眠や頭痛などの身体症状を伴う。
社交不安障害
人に批判されることを極度に恐れる。
不安分離症
親などの愛着をもった存在と離れることを極度に恐れるもの。年齢の低い子どもに多く見られ、思春期以降に起こることはほぼない。
選択性緘黙(かんもく)
言語能力は正常であるのに話せなくなること。子どもに多くみられる不安障害で、家族や親しい友人とは話せるのに、幼稚園や学校、知らない人など、特定の状況下では話せなくなる。
ざっとあげただけでもこれだけの状態があります。
不安が主な症状であっても別の病気であることも…
他の精神疾患との違いについてお話していきます。
うつ病、適応障害との違い
不安障害→症状を起こす対象が限定され、それ以外は平気
うつ病→ほぼ毎日症状が現れ、長時間続く
適応障害→主にストレスが原因で、ストレスが緩和すれば症状も治まる
統合失調症との違い
不安障害→現実的なものに不安や恐怖を感じる
統合失調症→非現実的なものに怯える
とても簡単に言うと以上のような違いがあります。
まとめ
今回は不安障害の種類とほかの疾患との違いを説明していきました。
不安障害という分類だけでたくさんの病名が出てきましたね汗
もっと細かい分類があるのですが、それはまた次回に…
お疲れさまでした!