みなさんこんにちは、A氏です。
今回はパニック障害について説明していきたいと思います!
理由もなく動悸や冷や汗、不安感、呼吸が苦しい…などの症状があるかたは必見です!
パニック障害とは?
パニック障害とは、不安障害の一つで思い当たる原因もなく激しい不安に襲われ、死の恐怖や苦痛が起こることです。これをパニック発作といいます。パニック発作は場所や状況に関係なく起こります。
A氏も最初は飛行機に対する恐怖から始まり、徐々に公共交通機関や職場でパニック発作が起こるようになっていきました。
パニック障害の原因
現在、原因は明らかになっていません。パニック発作は自律神経を統御する脳幹部の青斑核(せいはんかく)の活動が高まっていることと関連していると考えられています。
要するにパニック障害は気持ちの病気ではなく、脳の病気であるとも言えます。
パニック障害の症状
上記で説明した通り、パニック障害はパニック発作が起こます。
パニック発作では動悸、呼吸困難、胸の苦しさ、冷や汗、めまい、震え、頻尿などが起こっていてもたってもいられなくなります。
パニック発作は10分以内にピークに達し、急速に治まります。その間に過呼吸になると意識が遠くなり、手足が痺れることがあります。
「また発作が起こるのではないか」という不安で一人では外出できなくなったりする予期不安が起こる場合もあります。
パニック障害の治療方法
パニック障害の治療法には薬物療法と精神療法があります。
薬物療法
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
ルボックス、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ
三環系抗うつ薬
トフラニール、トリプタノール
現在では副作用の少ないSSRIが第一選択となっています。
予期不安に対しては抗不安薬を内服します。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
リーゼ、デパス、ワイパックス、ソラナックス、メイラックス、リボトリール など
ベンゾジアゼピン系抗不安薬は依存性があるので長期の内服には向いていません。
精神療法
認知行動療法と呼ばれ、パニック障害が起きた状況や環境に意図的に自分をさらし、恐怖感や不安感を徐々に減らしていくという方法があります。もちろん医師や専門家によって行われる治療です。
ちなみに…
パニック障害は不安障害の中の一つですが、不安障害には以下の
ものも含まれます。
- 広場恐怖症
- 限局性恐怖
- 強迫性障害
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 全般性不安障害
- 不安分離症
- 選択性緘黙(かんもく)
- 社交不安障害 などなど
まだまだ勉強することがありますね汗
まとめ
以上がパニック障害についての説明でした。
パニック障害は長期化することでA氏のようにうつ病になってしまう例もあります。
精神疾患は早めに受診して損することは絶対にありません。
公共交通機関や職場、スーパーなどの公共施設で動悸や冷や汗、不安感、呼吸困難の症状がある方は要注意です!
それでは次の記事でお会いしましょう。